JOY〜豊穣の歌(寺島悦恩作詞・小林範子作曲)

My Song Bookより~「JOY〜豊穣の歌」

Noriko kobayashiの音楽の花束をお届けしています。

作詞は寺島悦恩、作曲とピアノは小林範子。合唱録音はあけぼのホール合唱団。

Sai Sai 光るビエント

光るガラクシア

Sen Sen 溢れる 海よ 空よ 泉よ

幾重にも 幾重にも 雲立ちて

Sen Sen 光るビエント 光るシエロ

光るガラクシア

緑湧く大地 緑湧く山河

鏡の池には 映る春の月

寿ぎ咲く 春の花

寿ぎ歌うは 春の夢

梅の花咲き 清く風渡り

イザナギ イザナミ イナダ

蘇迷盧(そめいろ)の空

Sai Sai 花かずら

Sai Sai 寿ぐ春の調 

オンライン講座&リアルサロンは、現在準備中です。

楽譜はお問い合わせくださるか、または

https://kobayashi-noriko.stores.jp または

https://kobayashi-noriko.jp からご購入ください。

録音はあけぼのホール

 http://www.akebono-hall.com/ からお届けしています。

「生きる」(谷川俊太郎作詞・小林範子作曲)の完成

谷川俊太郎氏のすばらしい詩「生きる」に小林範子が曲をつけました。コロナの中にある世界にむけて、この歌でみなさんに生きるエールをおくります。
「生きる」ということは、今この瞬間の、なにげない、ごくありふれた日常のささやかなできごとに目を向けて大切に味わうこと。音楽が詩に寄り添うようにシンプルな旋律の繰り返しの中、語られていきます。

YouTubeにあげてみましたので、感想をよろしくお願いします。

「生きる」 谷川俊太郎

生きているということ

いま生きているということ

それはのどがかわくということ

木もれ陽がまぶしいということ

ふっと或るメロディを思い出すということ

くしゃみをすること

あなたと手をつなぐこと

生きているということ

いま生きているということ

それはミニスカート

それはプラネタリウム

それはヨハン・シュトラウス

それはピカソ

それはアルプス

すべての美しいものに出会うということ

そして

かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ

いま生きているということ

泣けるということ

笑えるということ

怒れるということ

自由ということ

生きているということ

いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ

いま地球が廻っているということ

いまどこかで産声があがるということ

いまどこかで兵士が傷つくということ

いまぶらんこがゆれているということ

いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ

いま生きてるということ

鳥ははばたくということ

海はとどろくということ

かたつむりははうということ

人は愛するということ

あなたの手のぬくみ

いのちということ