川越総合高校100周年記念事業での合唱指導協力

2021年9月2日、ウエスタ川越大ホールで川越総合高校100周年記念事業が行われました。多数の来賓を招いての予定でしたが、コロナでの緊急事態宣言下にあって、無観客での開催となりました。

この事業を行うにあたって、川越総合高校の生徒さん達が、宮澤賢治の作品を題材にした坂田晃一氏作曲の『賢治の風景』より『向ふも春の訪れなので』と『コバルト山地』を合唱演奏するための指導をこの夏休みに行ってまいりました。コロナの感染を防ぐため、練習回数も4回、一回につき1時間半という短い時間でしたが、大変な中で集中して取り組まれ、ピアノ伴奏もメキメキ上達して素晴らしい成果となりました。やり遂げたことが、きっと、将来に向けて彼らの大きな一つの自信となってゆくことでしょう。

https://www.sch-artworks.jp/live/20210902kawagoesougoukoukou.html

また、私の方でこの曲のための連弾譜も作成させていただきました。それが以下の説明です。

この夏は川越総合高校100周年式典(ウエスタ川越大ホール)の音楽披指導の依頼を受けて準備を進めてまいりました。総合高校の生徒さんや先生方と交流をもつことができました。コロナ禍の中で、川越総合高校100周年式典では。坂田晃一先生が、宮沢賢治の作品に曲をつけた「賢治の風景」という作品の中から、『向こうの春もお勤めなので』と『コバルト山地』合唱曲の指導として夏休み4回の合唱練習(最小限にするため)と数回のピアノ指導でをさせていただきました。コロナ禍の中で、式典の規模も縮小され、最終的には、無観客での開催となりました。演奏者の人数もウエスタの舞台に載せられる生徒さんの人数に制限があり、また式典メインということで、反響版が使えない中、ピアノの屋根の部分を外し、連弾にするという構想でしたので、私が編曲してみました。本番ではピアノ伴奏もソロで生徒の早津さんが演奏することができ、指揮は高校の松崎康裕先生が振られることになりますが、幻の楽譜となってしまった連弾バージョン、こちらに載せさせていただきました。

https://soundcloud.com/noriko…/gcnbecz9ch10/s-jnATgDPh0gO