川越女子高校音楽部に合唱していただきました。

川越女子高等学校音楽部の皆様に「アースデイin川越2021」にて、SDGSへの取り組みとして、『The Earth can be Beautiful Again~虹の玻璃(にじのちきゅう)(寺島悦恩作詞・小林範子作曲)』を歌っていただくことができました。このコロナ禍で練習もままならない中、素晴らしい合唱ステージをオンラインでくりひろげていただくことができました。川越女子高等学校音楽部の皆さま大変ありがとうございました。演奏動画はこちらにアップさせていただきました。

https://youtu.be/hATwfl6A3Gw

アースデイ イン 川越 日時:令和3年10月3日出演:埼玉県立川越女子高等学校音楽部      

合唱:川越女子高等学校音楽部 指揮・ピアノ栗原晶代先生

「アースデイ」は、みんなの未来の ために、かけがえのない 地球環境を守り、すべての 人々と 平和で 安全な 世界を 作ることを 目的とした イベントです。1969年ユネスコの環境会議をきっかけに、地球環境について考える日として世界中に広がりました。アースデイ・イン・川越は、環境問題、国際交流を主なテーマに1999年から毎年開催され、2018年からはSDGsをメインテーマに、子どもから大人まで、すべての人が持続可能な社会について考えるための提案を続けています。今年2021年、10月3日(日曜日)、「アースデイin川越2021」および「SDGsアクションフェスタ』において、川越女子高等学校音楽部の演奏発表をさせていただきました。アースデイのサイトは、こちらです。(27分50秒あたりから川女の演奏が始まります)

http://showanomachi.net/earthday/2021/10/01/2021liveworkshop/

『The Earth can be Beautiful Again~虹の玻璃(にじのちきゅう)(寺島悦恩作詞・小林範子作曲)は、地球よ、もういちど美しくよみがえれというメッセージを込めた、世界への祈りの歌です。川越在住の作詞作曲者による作品です。

玻璃とは、ガラス玉のような美しくも壊れやすい地球を表しています。広く皆さんに歌っていただくことで、環境に対する思いを広めていただけたらと思っています。玻璃というのはガラスのように繊細でこわれやすいけれども、かがやく宝石のような地球を表しています。2001年の9.11の時にできた曲で、それ以来ずっと歌い続けられています。

「時は止まった 人影も凍る街、嘆きの星』や「吹きすさぶ風に 舞い散る灰色の雪』は、災害や爆風で建物やまちが飛ぶ様子をあらわしています。しかし、「『The Earth can be Beautiful Again〜かろやかに鳥が 笑いかける花 輝ける森が 語りかける朝」という歌詞で美しく蘇る世界への祈りを表しています。

歌と言葉には不思議な力があります。本気で美しい地球を取り戻そうという想いを一つにしてみんなで歌って音楽を楽しみながらSDGsに取り組む、そんな「にじのちきゅうプロジェクト」は 音楽を楽しんだり発信したい方々が繋がって、SDGsへの想いを一つにする活動のひとつと思っております。

「にじのちきゅうプロジェクト」動画完成しました

「にじのちきゅうプロジェクト」参加者の皆さんによる動画が、この度ようやく完成いたしました。この「からふるプロジェクト」と「NPOアートバーブズフォーラム」の共催のもと、オンライン合唱の動画を企画したものです。 このコロナ禍でなかなか歌う機会がない中、オンラインで歌っていただくことでSDGsに貢献し、美しい地球を取り戻そうというメッセージを繋がりながら発信したいと思います。

「からふるプロジェクト」は、大人も子供も障害のあるなしも関係のない地域密着交流イベントを2019年から開催しており、『虹の玻璃(にじのちきゅう)』を歌ってきました。 2020年はコロナ禍となり無観客でイベントを行い、2021年はオンライン合唱という形で挑戦し続けています。

その中で、今年のオンライン合唱では、まず「にじのちきゅうを歌ってみよう」という体験会を開催しました。6・19(土) 6・26(土) 7・3(土)3回の連続講座で、発声、メロデイやコーラスパートの練習、録音の仕方など学びました。

そして参加希望者は、イヤホンで音源を聴きながら、ご自身の歌声のみをスマホなどで録音して指定のURLに送っていただき、皆さんのSDGsのメッセージやご自身の写真や動画なども送っていただき、その素材をもとに、プロの動画編集者いまいかおるさんによるオンライン動画が作成され、この度、オンライン上で発表、配信となりました。

玻璃とは、ガラス玉のような美しくも壊れやすい地球を表しています。広く皆さんに歌っていただくことで、環境に対する思いを広めていただけたらと思っています。玻璃というのはガラスのように繊細でこわれやすいけれども、かがやく宝石のような地球を表しています。

2001年の9.11の時にできた曲で、それ以来ずっと歌い続けられています。 「時は止まった 人影も凍る街、嘆きの星』や「吹きすさぶ風に 舞い散る灰色の雪』は、災害や爆風で建物やまちが飛ぶ様子をあらわしています。しかし、「『The Earth can be Beautiful Again〜かろやかに鳥が 笑いかける花 輝ける森が 語りかける朝」という歌詞で美しく蘇る世界への祈りを表しています。

歌と言葉には不思議な力があります。本気で美しい地球を取り戻そうという想いを一つにしてみんなで歌って音楽を楽しみながらSDGsに取り組む、そんな「にじのちきゅうプロジェクト」は 音楽を楽しんだり発信したい方々が繋がって、SDGsへの想いを一つにする活動をしたいです。

「SDGsを歌う」アースデイin川越2021

「アースデイ」は、みんなの未来の ために、かけがえのない 地球環境を守り、すべての 人々と 平和で 安全な 世界を 作ることを 目的とした イベントです。1969年ユネスコの環境会議をきっかけに、地球環境について考える日として世界中に広がりました。アースデイ・イン・川越は、環境問題、国際交流を主なテーマに1999年から毎年開催され、2018年からはSDGsをメインテーマに、子どもから大人まで、すべての人が持続可能な社会について考えるための提案を続けています。公式サイトはこちらです。

http://showanomachi.net/earthday/2021/10/01/2021liveworkshop/

そんな中、今回初めて参加させていただく「にじのちきゅうプロジェクト」では、このコロナ禍でなかなか歌う機会がない中、オンラインで歌っていただくことでSDGsに貢献し、美しい地球を取り戻そうというメッセージを繋がりながら動画発信しました

参加団体の「にじのちきゅうプロジェクト」は、からふるプロジェクトとNPOアートバーブズフォーラムの共催のもと、オンライン合唱の動画を完成することができました。からふるプロジェクトは、大人も子供も障害のあるなしも関係のない地域密着交流イベントを2019年から開催しており、「虹の玻璃」を歌ってきました。2020年はコロナ禍となり無観客でイベントを行い、2021年はオンライン合唱という形で挑戦し続けています。音楽イベントを通じてよりよい地域づくりをし、それがSDGsにつながることを願っています。

さらに、アースデイ・イン・川越に毎年参加してくださっている川越女子高等学校音楽部にご参加いただき、SDGSへの取り組みとして今年は「虹の玻璃」を歌っていただき、さらに素晴らしい合唱ステージをオンラインでくりひろげていただくことができました。この川越女子高等学校音楽部による合唱ステージもお楽しみください。

『The Earth can be Beautiful Again~虹の玻璃(にじのちきゅう)(寺島悦恩作詞・小林範子作曲)は、地球よ、もういちど美しくよみがえれというメッセージを込めた、世界への祈りの歌です。

玻璃とは、ガラス玉のような美しくも壊れやすい地球を表しています。広く皆さんに歌っていただくことで、環境に対する思いを広めていただけたらと思っています。玻璃というのはガラスのように繊細でこわれやすいけれども、かがやく宝石のような地球を表しています。2001年の9.11の時にできた曲で、それ以来ずっと歌い続けられています。

「時は止まった 人影も凍る街、嘆きの星』や「吹きすさぶ風に 舞い散る灰色の雪』は、災害や爆風で建物やまちが飛ぶ様子をあらわしています。しかし、「『The Earth can be Beautiful Again〜かろやかに鳥が 笑いかける花 輝ける森が 語りかける朝」という歌詞で美しく蘇る世界への祈りを表しています。

歌と言葉には不思議な力があります。本気で美しい地球を取り戻そうという想いを一つにして、みんなで歌って音楽を楽しみながらSDGsに取り組む、そんな「にじのちきゅうプロジェクト」は 音楽を楽しんだり発信したい方々が繋がって、SDGsへの想いを一つにする活動のひとつと思っております。

川越総合高校100周年記念事業での合唱指導協力

2021年9月2日、ウエスタ川越大ホールで川越総合高校100周年記念事業が行われました。多数の来賓を招いての予定でしたが、コロナでの緊急事態宣言下にあって、無観客での開催となりました。

この事業を行うにあたって、川越総合高校の生徒さん達が、宮澤賢治の作品を題材にした坂田晃一氏作曲の『賢治の風景』より『向ふも春の訪れなので』と『コバルト山地』を合唱演奏するための指導をこの夏休みに行ってまいりました。コロナの感染を防ぐため、練習回数も4回、一回につき1時間半という短い時間でしたが、大変な中で集中して取り組まれ、ピアノ伴奏もメキメキ上達して素晴らしい成果となりました。やり遂げたことが、きっと、将来に向けて彼らの大きな一つの自信となってゆくことでしょう。

https://www.sch-artworks.jp/live/20210902kawagoesougoukoukou.html

また、私の方でこの曲のための連弾譜も作成させていただきました。それが以下の説明です。

この夏は川越総合高校100周年式典(ウエスタ川越大ホール)の音楽披指導の依頼を受けて準備を進めてまいりました。総合高校の生徒さんや先生方と交流をもつことができました。コロナ禍の中で、川越総合高校100周年式典では。坂田晃一先生が、宮沢賢治の作品に曲をつけた「賢治の風景」という作品の中から、『向こうの春もお勤めなので』と『コバルト山地』合唱曲の指導として夏休み4回の合唱練習(最小限にするため)と数回のピアノ指導でをさせていただきました。コロナ禍の中で、式典の規模も縮小され、最終的には、無観客での開催となりました。演奏者の人数もウエスタの舞台に載せられる生徒さんの人数に制限があり、また式典メインということで、反響版が使えない中、ピアノの屋根の部分を外し、連弾にするという構想でしたので、私が編曲してみました。本番ではピアノ伴奏もソロで生徒の早津さんが演奏することができ、指揮は高校の松崎康裕先生が振られることになりますが、幻の楽譜となってしまった連弾バージョン、こちらに載せさせていただきました。

https://soundcloud.com/noriko…/gcnbecz9ch10/s-jnATgDPh0gO

『この世に一つだけのあなたの音楽を!〜誰でもスラスラ、オリジナルで曲が書ける、まったくの初歩からの音楽講座』udemyより配信しました

オンラインで誰でも簡単に楽しく学べる講座を作ってUdemy から配信してみました。『この世に一つだけのあなたの音楽を!〜誰でもスラスラ、オリジナルで曲が書ける、まったくの初歩からの音楽講座をUdemyより配信しました。


https://www.udemy.com/course/musescorewriting/?couponCode=944929D87727EEE8F8E2

内容:作曲の仕方から発信方法までを学ぶ講座。初歩でも楽譜が書け、実際の音になるMuseScore(無料楽譜作成ソフト)をマスター。実際にピアノの演奏を聞きながらメロデイの作り方、和音の進行、曲の構成など体系的な理論が自然に身に付く音楽講座です。

概要:この講座は、MuseScoreというソフトを使い、作曲の仕方から発信方法までトータルに学ぶ講座です。MuseScoreは、音楽を今まで習ったことがなくても、楽器がなくても、楽譜が読めなくても、パソコンで簡単に打ち込みながら楽譜が書け演奏もできます。スラスラ、オリジナルの曲が書くために、言葉の抑揚やリズムを生かしたモチーフを発見して、あとは動かすだけ簡単にオリジナルの曲が書けます。その際、メロデイの作り方、和音の進行や曲の構成など、曲作りに必要な音楽理論も実際の演奏も交えて自然に身に付くように工夫されています。そういった音楽作りのルールも少し学んで曲を作っていくと、実は、誰でも曲を作ることができ、また何となくできた曲やワンパターンの曲にならず、応用も効くようになります。全くの初歩から楽譜が読めない方も、音楽経験者も、MuseScoreの使い方を覚えて気軽に作曲ができる。あなたの音楽を発信でき、音楽で人とあなたが繋がれる世界へ。

SDGsを歌おう「にじのちきゅうプロジェクト」Online 合唱・演奏にあなたも一緒に参加してみませんか。

「にじのちきゅうプロジェクト」体験会行いました。

歌と言葉には不思議な力があります。本気で美しい地球を取り戻そうという想いを一つにしてみんなで歌って音楽を楽しみながらSDGsに取り組む、そんな「にじのちきゅうプロジェクト」にあなたも一緒に参加してみませんか。

今回「にじの地球」を歌や楽器、パフォーマンスで一緒に参加してくださる個人や団体を募集します。音楽を楽しんだり発信したい方々が繋がって協力しあえるきっかけを作り、SDGsの理念のもと、地域の多様な文化芸術などの活動を発信できる仕組みを私たちは作ってまいります。

障害のある方も楽譜が読めない方もアマチュアもプロも誰でも参加できます。オンラインなので、リアルには参加できない遠方の方も一緒に、誰も取りこぼさないSDGs の目標を達成してまいります。そして来年以降、更なる活動に発展してまいります。

参加方法は簡単です。イヤホンで音源を聴きながら、ご自身の歌声のみをスマホなどで録音して指定のURLに送っていただきます。また、皆さんのSDGsのメッセージやご自身の写真や動画なども送っていただき、その素材をもとに、プロの動画編集者がオンライン動画を作成、オンライン上で発表、配信いたします。

その際にFacebook等のサイトで皆さんの活動のご紹介や意見交換などをして、つながりを深めるオンライン上の場も設定してまいります。コロナ後には、オフ会も計画してまいりたいと思います

にじのちきゅうを歌ってみよう(体験会)

以下の日程で、楽曲『虹の玻璃(にじのちきゅう』を練習しながら歌ってみる体験ができます。3回の連続講座で、発声、メロデイやコーラスパートの練習、録音の仕方までレクチャーします。

日程 6・19(土)6・26(土)7・3(土)時間9:00〜9:45オンライン講座

対象 SDGsを歌って表現したい方(合唱経験の有無は問いません)。楽器やパフォーマンスも歓迎。

Facebook申し込み・問い合わせページ https://www.facebook.com/nijinochikyu

楽曲動画 https://youtu.be/taxcD0msT3Q

詳しくは以下のチラシをご覧ください。

ひとひらの花びら:合唱バージョン (寺島悦恩作詞 小林範子作曲)

卒業式シーズンです。この曲では、人生のさまざまな場面での別れとまた新たな出会いをうたにしてみました。

ひとひらの花びら (作詞:寺島悦恩/作曲ピアノ小林範子/合唱:あけぼのホール合唱団)

あなたの手のひら ひとひらの花びら

わたしの手のひら ひとひらの花びら

美しい花びら

雲一つない 青空に 満開に咲ける 花々

わたしたちは ここで生きてきた

それでも 立ち去るときが来た

満開の春の花の下 

いつの日かきっと きっと会うだろう

そうだ今朝は はじまりの朝だ

あなたの手のひら ひとひらの花びら

わたしの手のひら ひとひらの花びら

美しい花びら

菜の花 広がり 桜は弾ける

まっすぐに道は 広がっている  

わたしたちはここで生きてゆく

さあ 歩き出すときが来た 満開の春の花の下 

いつの日かきっと きっと会うだろう

そうだ今朝は はじまりの朝だ 

楽譜はお問い合わせくださるか、または https://kobayashi-noriko.stores.jp および https://kobayashi-noriko.jp からご購入ください。

録音はあけぼのホール  http://www.akebono-hall.com/ からお届けしています。 合唱はあけぼのホール合唱団です。

ひとひらの花びら:合唱バージョン (寺島悦恩作詞 小林範子作曲)

NPOアートバーブスと非営利活動のご紹介

昨年は、コロナ下でほとんどできなかった活動ですが、今までの行ってきたNPOアートバーブスと非営利活動についてまとめてみました。

2005年から非営利活動としてNPOアートバーブスを中心に、文化芸術とともに、まちづくりや環境問題、異文化交流等、多彩なテーマで、人が生涯にわたり、自ら考え、創造し、成長しつづけることのできる講座開催や場づくりを研究、実践しています。

2015年から川越の文化、歴史、まちづくり、観光資源など多様な分野の専門家に川越の魅力を語っていただき、これまであまり地域に関わりを持ってこられなかった市民に新たに川越の魅力を共有し、地元に誇りを持ち、川越の魅力を発信できるコンシェルジュのような人材を養成したいという思いから30回の講座で参加者はのべ2000人になりました。集大成として、川越という地域をアピールする各専門家十数名の知識を結集した、デイープなまちの魅力を伝える『うつくしの街川越~小江戸成長物語』(監修=山野清二郎・松尾鉄城/編集企画=寺島悦恩・小林範子、6月30日発売、2500円+税、400ページ)を株式会社一色出版(東京都文京区本郷)より刊行。さらに学校図書館を含め、公共施設等に配布するために、クラウドファンデイングに取り組んだり、川越トークショウとして川越プリンスホテルでイベント開催などするなど活動の場を広げてきました。

①ー1 うつくしの街川越~小江戸成長物語

またこえど市民活動ネットワークづくりプロジェクトとして市民活動を応援する取り組み、具体的には市民活動に役立つ講座の開催や情報誌の発行、さらには協働事業を行っている市民活動団体13団体を集めて「市民活動フォーラム in川越2020~現場からの報告会」の開催など行ってきました。

ラウドファンデイング参加者と執筆に関わる皆さんを集めた「川越トークショウ」を川越プリンスホテルと協働、ホテルロビーで行い、観光客も立ち寄りながら開催 (2019年9月30日)
「市民活動フォーラム in川越2020~現場からの報告会」の様子(2020年1月20日)ウエスタ川越小ホール

専門家ボランティア共助仕掛人

NPO として市民団体への助成金やウエブ発信、ファンドレージングなど必要な情報提供やつながりづくりのシンポジウムなども行ってきたことをもとに、藤井みどりさんからお話があり昨年から仕掛人としても活動を始めました。たとえば現在、市民活動団体への助言やサポートの一環として、石川真さんを中心に行われている川越ファーマーズマーケットの活動をさらに広げるため、一般社団法人化をお手伝いしています。今、定款作りなど終えたところです。川越ファーマーズマーケットでは、石川さんを中心に地元の農家さん達が参加して行うマルシェの回数を年2回から毎月というように増やしたり、定期的に地元の店へ農産物を配達して、店が地元食材を使ったメニューを開発提供するなど活動の幅が広がってまいります。そういった素晴らしい想いで活動していらっしゃる方々の活動がしやすくなるサポートができたらと思います。

市と協働事業を行っている市民活動団体13団体を集めて「市民活動フォーラム in川越2020~現場からの報告会」を初めて開催しました。各団体の発表や意見交換など貴重な交流の機会となりました。

現在の活動で悩みや課題

最近、司法書士さんや行政書士、会計士さん、中小企業診断士さんに相談にゆく機会を持ち、今まで法律的な部分でよくわからずにつまづいていたのだなと思いました。NPOなどの場合、専門家を入れる資金的な余裕がない場合が多く、また資金のないNPOを顧客に持てないという専門家の事情のあると思いますので、専門家のアドバイスを受けて自分たちで、登記や手続きなど活動しやすい条件を整えるべく相談できる繋がりづくりが重要だと思いました。

毎年の事業報告書などの書き方で指導を受けることが多く、県の方も親切に教えてくださるのですが、書類作業で時間をとられるため、本来の仕事がその分できなくなってしまうことが課題でした。

今後の目標

今年から、川越市と協働して以下について内容について。地域でさまざまに素晴らしい講座や文化芸術イベントやまちづくり活動など行われていますが、それぞれバラバラに行われていて、いつどこかで何が行われるのか、わからないままに終わっています。そこで分かりやすくまとめる発信できるプラットフォームを作りたいと思います。まずは市民活動支援施設など市の既存の建物で行われている活動について、次のステップで観光施設や民間施設でのイベントや講座も含めて、発信できる環境を整備していきたいと思っています。現在その準備中です。全国から参考になるモデル事例の検討を始めた段階です。

メッセージ

このコロナ禍を考えてみると、とくに地域での活動や人とのつながりが生み出すものからの達成感は大きいなと実感しています。皆様のさまざまなご経験を地域で生かしていただけたら、みじかな生活が豊かなものになってゆくと思います。

新年のごあいさつ

2021年あけましておめでとうございます。

自粛生活が続きますがお変わりございませんか。幸多き一年になりますよう。

昨年の年明けは、前年に夫の寺島が教授職を退職した記念に、ミラノ~ヴェローナ~マントヴァ~ヴェネツィア~ボローニャ~フェラーラ~フィレンツェ~アッシジ~ローマとイタリアの9都市を家族で周りました。ところが、帰国後、2月末のこと、コロナをニュースで知り、その変わりように驚きました。春からズーム会議やオンライン授業などが我が家でも本格化しました。夏頃からは、長引くコロナ対策と健康のため、ダイエットと免疫力アップのため、毎日8000歩を歩いて仕事場でもあるあけぼのホールに通っています。秋以降は、YouTubeチャンネルで作品や講座のオンライン発信事業にとりくんでいます。

作品「生きる」(谷川俊太郎作詞/小林範子作曲)を、新年1月16日 Apple music やSpotify などの全ストアでオンライン配信します。

コロナ禍の時代、いま「生きている!」ということを感じることが何よりも幸せにつながるとの思いを深めながら、谷川俊太郎先生の詩「生きる」に曲をつけることができました。「生きる」ということは、ごくありふれた日常のちょっとしたことを大切にすること。そんなメッセージが、シンプルな旋律の繰り返しの中で語られてゆきます。ちょっとのユーモアも含めながら。日本を元気に!!本年もどうぞよろしくお願いします。

第4章 スウェーデンの地方自治体と男女平等のとりくみ、市民と自治体の連携(女性の眼から見たスウェーデンの市民社会④)

スウェーデンの地方自治体では、長期的に自分の専門分野に取り組む事ができるます。また、プロジェクトごとに市民との相談、対話がおこなわれ、情報公開も徹底して、開かれた市役所であることが大きな特徴でともいえます。

スウェーデンの市役所と男女平等政策

ウプサラ市の例*スウェーデンの地方自治体での男女平等のとりくみについて、12000人の職員に男女平等政策を浸透させている職員を対象に、プロジェクトごとに対話がおこなわれ、長期的な取組みがなされている開かれた役所と職員の働き方を取材しました。

ウプサラ市は、12000人の職員がおりそれぞれ専門があり、その専門分野で働くシステムで、日本の公務員のように短い期間で仕事が変わることはありません。男女平等についても歴史が古く、行政内部で推進すれば外部も自動的に変化するという考えでしたが、そうならないことにスウェーデン政府が気づき、2007年から予算をくみ、総額2億クローネの資金を各自治体や県に提供しました。

長期的に自分の専門分野に取り組むスウェーデンの地方自治体職員

取材に応じてくださったエマさんは、もともと大学で人材学を勉強、その中に男女平等を研究し、仕事をしながら、職業訓練などを受けてさらに専門を磨きました。市役所では10年間働き、始めは社会保険の仕事、後半5年は男女平等を担当して,幼稚園、保育、学校など市の提供するサービスに男女平等の視点をいれる仕事を主としています。

ウプサラ市も2009年から男女平等統合化にとりくみました。今までの取り組みは短期で、プロジェクトが終わるともとにもどってしまうという反省があり、ひとつが終わると次に結果を学びながら引き継ぐというもかたちの4年間で4つのパイロット事業をおこないました。

若者のための余暇施設は、市内20箇所位ありますが、若者が、学校が終わってからの夜と週末を過ごし、自治体の職員が常駐する余暇施設ですが、かつて利用者の75%は男子でした。女子の利用を増やすことが課題ですが、それには自治体の70人の余暇施設職員の意識改革も必要でした。

余暇施設の、女子の利用の少ない理由を調査したところ、女子の好きな活動が少ない、職員の態度が乱暴であるなどの実情がわかってきました。そこで、女子の専用の時間づくりなどが必要なのでは観点から、余暇施設職員との4年間の取り組みがはじまりました。

スウェーデンではおさめている税金に対して、対等にサービスを受ける権利があります。余暇施設自体が男子に向いているとしたら、女子に向いている施設を別につくるのか、予算をカットするのか。常に男女平等の視点を皆の意識におきながら対策を継続的にとるが必要です。

次の段階では、管理職500人全体に男女平等事業の意識改革が導入されました。全ての管理職が実施できるよう教育され、また常に結果が求められました。管理職の教育からはじまって2年かけて12000人全ての職員の意識改革を実行し、不平等なところを全て把握するというプロセスをたどりました。

さらに大学の研究者が男女平等の取り組みをフォローし、どのようなしくみをつくったらよいか模索します。また自治体が失敗したとりくみもフォローし、毎年プロジェクトの評価をして報告書を作成、その結果を行政に活かすようにしています。このように、研究者と行政が組んで、ふたつの別の世界が交流できる形が実現しました。

市民と自治体の連携

日本では自治体が計画をたて、部分的に審議会などの会議を開き、そこに学識経験者や、公募で集まった市民とともに会議を開きますが、こちらでは、研究者と連携し、市民と相談し対話することは法律によって決められています。

たとえば新しい計画、道路をつくる場合には、学校を会場にして市民を集め、公聴会など開くなど、さらには市民が文書で意見を提案したり、良い提案があればそれを計画に盛り込みむなど、役所と市民の交流も進んでいます。

(まとめ)日本の市役所が2年間など短い期間で担当者が変わってしまうのに比べ、スウェーデンの地方自治体では、長期的に自分の専門分野に取り組む事ができ、じっくり腰をおちつけて責任のある仕事ができそうだなと感じました。また、プロジェクトごとに市民との相談、対話がおこなわれ、情報公開も徹底して、開かれた市役所であることが大きな特徴でともいえます。外部の大學などの研究者との連携も進められたり、また失敗も共有されることで行政に活かされるのは素晴しいと思いました。

次章では、市議会におけるボランテイア議員とはどんなものか、女性議員の活躍をみてみましょう。