東京五輪ボート会場は彩湖に。水上交通で経済効果大
小池東京都知事のオリンピック会場変更計画で、彩湖案が浮上しました。
東京五輪ボート会場は彩湖にすることで、水上交通やサイクリングロードの
整備ができれば、経済効果は大きいのではないでしょうか。江戸時代は舟運で
にぎわっていたこの界隈をもう一度活かすことができたら、交通集中の問題の解消や
舟運による観光、荒川沿いに都心、つまり東京湾から埼玉ベッドタウンまで一気に
再開発が進み、美しい水上都市が出現するかもと夢が膨らみます。
① 彩湖から荒川沿いに浅草や築地、デイズニーランド、観光客のメッカへ海上交通を開く。
彩湖から都心へは、荒川沿いに、墨田川を経由して浅草、築地を通り東京湾へ注ぎます。
すぐ近くにある戸田ボート場があり、また荒川本流は江戸川ボートレース場など通りながら
デイズニーランドや葛西臨海公園を見ながら東京湾へ注ぎます。
豊洲も築地も東京の都心へ一気に海上交通で彩湖往復事ができるようになるのです。
これが単にひとつのオリンピック会場を整備するだけでなく、また築地も動かすことなく
東京エリアに新しい経済価値を生み出す、素晴らしいインフラ整備につながるはずです。
浅草やデイズニーランド、こんな観光客の集まるメッカから直接、ボートで彩湖まで短時間で
往復する事ができるのです。
② サイクリングロードや北部への水上交通の見直し、水害対策も一気にすすむ
さらに彩湖から先は、荒川や支流沿いにサイクリングロードなどが整備されており、
こちらも水上交通と一緒に新たな観光やまちづくりの活性化につながってゆくことが
期待できます。
彩湖自体が都心の災害時の水瓶であるとか、洪水時は使用できるのかという声もありますが
上流地域の水害への整備対応と併せて進めてゆくことで、しっかりした水害対策を予算化して
同時に実施することができ、近い未来に良さ予想される災害への準備も格段にすすみます。
③ 都心から海上をボートで最短20分。彩湖は近い
埼玉県ボート協会理事長の和田卓氏によると、オリンピックの会場としての9つのすべての用件をみたしており、かつ
都心から海上をボートで最短20分で到着することができるといいます。
和田卓は、彩湖に誘致した際の利点をHPで熱く語っています。
私の地元川越からは、昔は舟運交通が発達していて、舟で浅草までゆくことができました。
今、世の中で建物のリノベーション、地域の再生など、以前あった価値の見直しが進み
また、震災の際には古地図などをみながら土地の安全性も再考されつつあります。
そんな中、ベニスのように、東京も水の都であった往時の姿に一歩でも近づくことができたら
と夢がふくらみます。